効果的な断熱塗料の選び方と特徴

住宅の屋根や壁面は、見た目や材質だけでなく塗料の選び方によっても断熱効率が断然違います。

特に日本の夏場は高温多湿になるため、エアコンを使う人も少なくありません。しかし、中にはエアコンを使うことで体調を崩しやすいという人もいるので、出来ればエアコンに頼らない生活を送りたいという人もいます。

屋根や外壁塗料を賢く選ぶことで、夏でも冬でもすごしやすくなることにも繋がります。

外壁塗料には主に2種類あって、1つは「遮熱塗料」ともう1つは「断熱塗料」に分けられます。遮熱塗料は、熱の元となる赤外線を反射する特別な顔料を混ぜてある塗料のことを指します。この塗料を使うことによって、塗った場所の温度が上昇することを抑える効果があります。この塗料は夏が厳しい地域に適しています。

断熱塗料には赤外線を反射する顔料は含まれておらず、熱伝導率の低い樹脂を素材としているので、熱が部屋の内部まで伝わりにくい効果があります。この塗料は、遮熱塗料と異なり、涼しくするという効果よりは暑くなりにくくするという効果を狙った使い方になります。この塗料は、夏だけでなく冬にも適しています。自分の住んでいる地域に合うものを選ぶことをオススメします。

外壁塗料には寿命があります。使っている素材によって異なりますが、アクリル系の塗料であれば3年から5年程度、ウレタンやシリコン系の塗料は10年程度、フッ素・セラミック系のであれば最低15年以上もつといわれています。もちろん、寿命の長い塗料のほうが値段も高くなる傾向にあります。

塗り替え時期の見極め方は、塗料の素材による寿命だけでなく手で触っただけでも簡単に知ることができます。それは外壁と直接触ったときに、白い粉が付いてきたりポロポロと塗料が剥がれてきたら塗り替え時期といえます。またヒビが入っている場合もなるべく早く塗り替えるようにしましょう。

Sir Destiny

BUMP OF CHICKEN好き昔の乙女の気ままなブログです。よろしくお願いします(^_^)/

0コメント

  • 1000 / 1000